博物館の第2展示室には日本近海の貝が450種1,300点展示されています。暖流系の貝・寒流系の貝を中心に淡水産や陸産、深海産など産地別に様々な貝を鑑賞することができます。今回はこの中から3つの貝を紹介します。
まずは色彩変異に富んだ二枚貝のヒオウギガイ。和名のヒオウギは、桧扇、つまり桧の薄い板を綴じ合わせた扇にちなんで名付けられました。
続いて、殻に「糸を掛け」た形が美しいオオイトカケは、当博物館の標本が以前展示されていた(当博物館に標本を寄贈してくださった)遠藤貝類博物館のシンボルの貝でもありました。
最後に殻の周りにとげ状突起があり、伸長の邪魔に成るとげは自分で切り落としていくというリンボウガイは日本貝類学会の紋章にもなっています。
さて、この3種に共通しているのは、切手の題材となった貝ということです。現在、3種とも貝と切手を並べて展示してあります。この他にサザエとサザエ柄切手も展示していますが、この図柄は貝の専門家によって、実際のサザエとは異なる部分が指摘されています。気になる方はぜひチェックしに来てください。
問い合わせ 真鶴町教育委員会 生涯学習課 遠藤貝類博物館 ☎ 68-2111
