博物館だより 『世界の貝』
博物館の第3展示室には世界中から集められた約600種、1,000点の標本が並んでいます。世界中から集められた貝を展示しているので、大きさや形の幅が広がります。これら貝を鑑賞する際に是非チェックしてもらいたいのが貝の名前です。カタカナで表記されている和名は日本独自の名称で、親しみやすい名前が多いかと思います。例えば、漢字の「水」の字に形が似ているスイジガイ、イモガイの仲間で殻を覆う皮の色がそっくりなヤキイモ、想像から名前のついたテンシノツバサガイ、動物の名前の入ったものだとクロヘビガイ、ウニカセン、オウムガイなどが挙げられます。
オウムガイ
さて、先程出てきたオウムガイですが、オウムの顔のような模様の殻をもっていて巻貝に似た形をしていますが、巻貝ではありません。大きく分けるとイカやタコなどに近い頭足綱の仲間なのです。オウムガイの先祖は約6~5億年前に出現し約5~4億年前に栄えました。現在ではそのうちの1グループだけが生き残っているため、生きた化石と呼ばれています。同じ祖先から分かれた仲間にアンモナイトがいます。当博物館に展示しているアンモナイト化石はドイツ産で、日本で産出されるものより一回りも二回りも大きく、重さも90キロ程あります。

問い合わせ 真鶴町教育委員会 生涯学習課 遠藤貝類博物館 ☎ 68-2111
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