博物館だより 『陸貝』
貝の仲間には海や河、湖沼など水のあるところに行かなくても見ることができるものがいます。梅雨時によく現れ、一年を通して私たちのすぐそばで生活をしている陸貝がそうです。陸貝は、カタツムリやマイマイ、デンデンムシ、キセルなど様々な名前で呼ばれ、親しまれています。また、貝殻が退化してしまったナメクジも陸貝の仲間です。

真鶴産のハコネマイマイ

色彩・模様の美しいサオトメイトヒキマイマイ
陸貝の種類や数は海の貝ほど多くありませんが、米粒大からにぎりこぶし大まで様々なサイズがあり、全てが巻貝の形をしています。もちろん真鶴半島近辺でも観察することができ、博物館の第2展示室にも展示しています。陸貝の大きな特徴は、雌雄同体であることです。雌雄同体とは体にオスとメスの区別がなく両方の機能を持ち合わせているという意味で、二つの個体が出会うと両個体共が卵を生めます。厳しい自然の中で子孫を残すための柔軟な仕組みだといえます。
真鶴産のほかに、食用にされることで有名なエスカルゴや世界最大級のカタツムリであるアフリカマイマイ、色や模様の美しいサオトメイトヒキマイマイやウコンマイマイなども展示しています。

問い合わせ 真鶴町教育委員会 生涯学習課 遠藤貝類博物館 ☎ 68-2111
2012/04/01博物館だより 『海の不思議な生物たち』2012/02/01博物館だより 『漁師さんからの貴重な標本』2011/11/01博物館だより 『クジラ骨標本』2011/08/01博物館だより 『貝類図絵の細密画』2011/04/18博物館だより 『開館一周年を迎えて』2011/03/11博物館だより 『陸貝』2010/11/01博物館だより 『世界の貝』2010/08/01博物館だより 『親しまれている貝』2010/05/31博物館だより 『身近な貝』