4月。海水温が少しずつ上昇して、海の生物にも春の気配が漂い始めます。その海には不思議な生物がたくさん生息しています。先日琉球大学時代の同期が真鶴の海に潜水調査に来ていました。どうやらとある小さな動物の新種か日本新発見種(外国では見つかっているが日本ではまだ確認されていない種)が真鶴の海にいるため、調査に来ていたようです。その他にもこの真鶴にはよくわかっていない不思議な生物がまだまだたくさんいます。その代表がテヅルモヅルです。エビ網によく引っ掛かり、邪魔者扱いされている棘皮動物(ウニやヒトデ、ナマコの仲間)ですが、種の分類の研究が今行われている生物です。人間の食料になる水産重要種は研究対象として盛んに研究されますが、テヅルモヅルの様な人間の役に立たない、どこにでもいる生物でも実はほとんど研究されていないものもあります。そんな生物を研究すると、もしかすると世界の第一人者になれるかもしれません。
問い合わせ 真鶴町教育委員会 生涯学習課 遠藤貝類博物館 68-2111

生きているテヅルモヅル
撮影:特定非営利活動法人ディスカバーブルー 水井涼太氏
