はじめまして、今年4月にオープンした遠藤貝類博物館です。今回から貝類博物館の収蔵している標本を中心に、少しずつ貝のことを紹介していきたいと思います。
当博物館の第1展示室には相模湾産の貝が約300種1,200点展示されています。地元の貝ではありますが、普段とは違った視点から観察してみると、いろいろな発見があるのではないでしょうか。海岸で見る、同じような色や形をしている貝を、細かく比べてみると実は違う種だということがあります。例えば、蓋の質が異なる巻貝(ウズイチモンジとウラウズガイ)や、全体的な太さが微妙に異なる巻貝(ウミニナとホソウミニナ)や、殻の裏側の色が異なる笠貝(アオガイとクモリアオガイ)などが挙げられます。
また、その貝を目当てに探さなければ見つけることができないような小さな貝も展示されています。ミジンワダチガイという貝は大きさが1㎜にも満たないので、拡大レンズを使わないと砂の粒なのか巻貝なのか分からないほどです。この貝は海藻を洗い出し、出てきた粒を顕微鏡で覗きながら採集します。
問い合わせ 真鶴町教育委員会 生涯学習課 遠藤貝類博物館 ☎ 68-2111
