毎年、新年度予算の策定は、年始めから町長査定を行い、私の政策や方針を反映した予算案を調製し、3月議会定例会に提案をいたします。
町の予算は皆さんに納めていただく町税等を財源とし、福祉、教育、道路整備などの事業を行う一般会計と、上下水道事業や国民健康保険事業などの7特別会計で構成されています。
今回は、特別会計のうち、独立採算で運営する町営施設の運営状況等について、その一部を報告させていただきます。
まず、水道事業会計は、水道使用料金収入で職員人件費や水道工事・水道メーター交換などを独立採算で運営しなければならず、一般会計(町税等)からの補助金は法律で許されていません。そのために、3年ないし5年の期間で料金の見直しを図る必要が出てまいります。
また、町立診療所の運営では、独立採算が原則であっても、人件費や施設の維持管理に莫大な費用がかかり、一般会計から4~5千万円の補助をしている状況です。入院も再開できるように努力していますが、勤務医を24時間体制とするには、現在の3倍以上の医師と1億円を超える助成金が必要となります。しばらくの間は、採算性を図りながら信頼される医療機関となるために、町民の皆さんに利用される地域医療の充実に力を注いでまいります。
次に、ケープ真鶴・魚座特別会計ですが、ケープ真鶴の食堂料理には来客者からのアンケートによる要望に対応ができていなかった状況でした。営業として原価計算やメニューの創作ができ、即戦力となる調理師を捜すよう担当課長に指示しましたが適任者が見つからず、その間、来客数や売上げの減少が生じたため、小田原市に在住の身内に、和食責任者として勤めていたホテル会社を退職するよう依頼し、昨年の3月からアルバイトとして勤務してもらい、その成果を見た上で毎年契約雇用(臨時)として、現在に至っております。お客様からの評判も良く、売上20%アップ以上の効果が出ています。
魚座についても、売上収入の大幅なダウンとなり宣伝や勤務体制、料理の工夫が必要と考え、早急に改善策に取り組んでいるところです。
両施設の売上げの一部は、特別会計から一般会計へ補助し、観光事業費に活用できるよう努力しているところです。
景気不景気は人が作るものですが、町民の皆様にも町内の料理店をはじめ、町営の食堂を利用していただき、宣伝や評価などご意見を伺いたいと思っています。
なお、診療所の医師や調理師など、町として必要な資格を持った人材を探しておりますので、町民の皆さんのお知り合いがいましたら、ぜひ紹介をお願いします。
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